【iTunes以外】パソコンからiPhoneに音楽を入れる4つの無料方法

iTunes以外でパソコンからiPhoneに音楽を入れることは可能？

無料でパソコンからiPhoneに音楽を入れる方法を考えると、従来のiTunesにはいくつかの欠点が目立ちます。特に、同期によってiPhone内の既存音楽がiTunesライブラリに上書きされるという致命的な問題があり、これが原因でiTunes以外でパソコンからiPhoneに音楽を入れる方法を探すユーザーも増えています。

この記事では、iTunesを使わずにWindowsとMacBookからiPhoneへ音楽を転送する無料方法を紹介します。同期せずに安全に音楽を管理する方法を求める方は、ぜひ参考にしてください。

【iTunes以外】WindowパソコンからiPhoneに音楽を入れる方法｜同期しない

このパートでは、Windowsパソコンから音楽を同期せずに、iPhoneに直接曲を入れる3つの方法を紹介します。お使いのパソコンがMacBookの場合、次のパートをご参照ください。

方法1：FoneToolでパソコンからiPhoneに音楽を直接入れる

iTunesを使わずにパソコンからiPhoneに音楽を入れる無料方法として、初めに紹介したいのがFoneToolです。FoneToolは初心者でも簡単に扱える操作性の良さと、パソコンとiOS デバイス間でデータを簡単に転送できる機能で多くのユーザーを引き付け、高い評価を得ています。

ひと目でわかるFoneToolの特徴：

★ データを直接転送：PCからiPhoneにデータを追加するだけで、既存の音楽やその他のデータは一切失われません。

★ 音質損失なし：元の音楽ファイルのクオリティを完全に維持し、クリアで高音質な音楽体験をお約束します。

★ オフライン再生対応：曲をApple Musicに追加し、ネットワークに接続していなくても、いつでもどこでも聴けるため、外出先でも安心です。

★ 多様なデータ種類：mp3、AAC、WMAなどの音楽ファイルはもちろん、写真、動画、メッセージなど様々なデータを一括転送可能です。

★ データのプレビュー：転送する前にすべての曲をプレビューでき、必要な楽曲だけをピックアップして選べるので、ムダな転送を防げます。

★ 高速の転送速度：通信速度はネットワークに影響されず、大容量ファイルの送信も高速です。テストにより、1000曲を10分間で転送できます。

★ 対応デバイス：iPhone/iPad/iPod Touch/PC、および最新のiOS 18/17に対応しています。

直感的なユーザーインターフェイスにより、簡単にiTunesを使わずパソコンからiPhoneに音楽を入れることができます。FoneToolをPCにダウンロードしてから、次のステップを参照してください。

ステップ 1. USBケーブルでiPhoneをコンピュータに接続し、「フォン転送」＞「PCからiPhone」オプションをクリックします。

逆に、iPhoneの音楽をiTunesやPC、USBメモリなどの外部ストレージに移動したい場合は、「iPhoneからPC」オプションを選択してください。

🌟ガイド：【逆転送】iPhoneからiTunesに曲を入れる・移す無料方法

ステップ 2. 「フォルダ」アイコンをクリックして、PCからiPhoneに取り込みたい曲を選択します。

ステップ 3. ポップアップウィンドウでiPhoneに取り込みたい曲を選択し、「開く」をクリックします。

ステップ 4. 最後に、選択した曲を確認して、「転送開始」ボタンをクリックします。

方法2：Googleドライブを使ってPCからiPhoneに音楽を入れる

Wi-Fi環境があればiTunesを使わないで、クラウド経由でPCからiPhoneに音楽を転送することができます。PCの音楽をクラウドにアップロードし、そこからiPhoneにダウンロードする方法も、iTunes同期を利用しない効果的な転送手段の一つです。ここでは、無料プランで15GBの空き容量が利用できるGoogleドライブをおすすめします。

⚠️注意：

クラウド経由でデータを転送する場合の最大のデメリットは、容量制限です。十分な空き容量がない場合は、追加容量を購入する必要があり、月額料金が発生するため、長期的に利用すると費用がかさむ可能性があります。

また、GoogleドライブのストレージはGoogleフォトやGmailなど、他のGoogleサービスと共有されている点にもご留意ください。

ステップ 1. PCでブラウザを開いて、Googleドライブにアクセスします。*アカウントを持っていない場合、先にサインアップする必要があります。

ステップ 2. 「新規作成」または「マイドライブ」ボタンをクリックして、「ファイル／フォルダのアップロード」をクリックし、パソコンから音楽ファイルをアップロードします。

ステップ 3. iPhoneでApp StoreからGoogleドライブをダウンロードしてインストールます。

ステップ 4. 同じGoogleアカウントでログインすると、PCからGoogleドライブにアップロードした音楽ファイルを確認できます。 これらの音楽ファイルをiPhoneにダウンロードしてください。

ダウンロードが完了したら、iPhoneの「ファイル」アプリを開いて、「ダウンロード」フォルダ内でPCからの音楽ファイルを見つけることができます。

方法3：YouTube MusicアプリでパソコンからiPhoneに音楽を入れる

YouTube Musicは、Googleが運営した音楽・ポッドキャストのストリーミングサービスおよびオンライン音楽ロッカーで、2021年1月1日からはGoogle Play Musicに取って代わり、Googleの音楽ストリーミングサービスにおいて、メインブランドになりました。iTunesを使わずにパソコンからiPhoneに音楽を入れる無料方法として、YouTube Musicを利用できます。

ステップ 1. コンピュータとiPhoneにYouTube Musicをダウンロードし、インストールします。そして、同じGoogleアカウントでログインします。

ステップ 2. コンピュータのYouTube Musicアプリで「音楽をアップロード」オプションを選択し、コンピュータから曲を選択します。

ステップ 3. 気長にお待ちください。アップロード完了したら、iPhoneのYouTube Musicを開き、音楽を聴くことができます。また、オフラインで音楽を楽しむこともできます。

【iTunes以外】MacBookからiPhoneに音楽をエアドロップ（AirDrop）する

エアドロップ（AirDrop）は、Apple製品間で短距離でファイルを転送するように設計されており、MacBookからiPhoneに音楽を転送するためのより優れた選択肢です。AirDropはBluetoothと似ていますが、Bluetoothよりも高速に動作します。注意すべき点もあります。

⚠️注意：iPhoneでAirDropができない問題を防ぐには

MacBookとiPhoneのWi-FiとBluetoothを有効にして、近づけます。

インターネット共有をオフにしてください。

AirDropを搭載したすべてのiOSデバイスは、iOS 8以降でサポートされています。

MacBookはOS X Yosemite (10.10)以降が必要です。

相手の連絡先にいる場合は、「連絡先のみ」を選択します。そして、AirDropが機能するためには、相手がAppleアカウントのメールアドレスまたはiPhoneの番号を連絡先カードに登録している必要があります。そうでない場合は、「すべての人」を選択してください。

ステップ 1. 「設定」＞「一般」＞「AirDrop」に進みます。MacBookとiPhoneでオンにし、「連絡先のみ」または「すべての人」を選択します。

ステップ 2. MacBookで、iPhoneに転送したい曲を選択します。そして、「共有」＞「AirDrop」をクリックし、iPhoneを選択します。

ステップ 3. ターゲットiOSデバイスで送信された曲を受信するには、「受け入れる」を選択します。

おまけ：パソコンなしでiPhoneに音楽を入れる方法

パソコンを持っていない人、パソコンを使うのが面倒な人、パソコンをできれば使いたくない人ならどうしますか？実際、パソコンなしでiPhoneに音楽を入れるのはメチャクチャ簡単です。iTunes Storeを利用することができます。

iPhoneには、音楽や映画の購入やダウンロードが出来る「iTunes Store」アプリがあります。iPhoneに好きな音楽を入れるには、「iTunes Store」から直接購入・ダウンロードするのも手段の一つです。

iPhoneでiTunes Storeにアクセスして音楽を購入する方法は、以下の手順です。

ステップ 1. 「iTunes Store」アプリ（星のアイコン）をタップし、iTunes Storeアプリを起動します。

アプリは購入時にデフォルトでインストールされています。もし消してしまっているなどアプリがない場合は、「App Store」からダウンロードしましょう。

ステップ 2. iTunes Storeのアプリでは、ランキングとおすすめで話題の音楽が表示されます。iTunes Storeアプリ画面下部の「検索」タブをタップして、曲名やアーティスト名を入力して好きな音楽を検索します。

ステップ 3. 検索結果から購入したい音楽を見つけたら、曲名やアーティスト名の右側に表示される価格（「￥」マーク）をタップしてください。すると、購入確認のポップアップが表示されます。また、iTune Storeアプリでアルバム単位で購入したり、好きな曲を一曲だけ購入できます。

ステップ 4. 購入手続きを完了するには、Apple IDのパスワードを入力してください。Touch IDまたはFace IDが設定されている場合はそれらの認証も可能です。

ステップ 5. 完了したら、音楽が自動的にダウンロードされます。購入した音楽は、iPhoneの「ミュージック」アプリで再生できます。

よくある質問

＃1：iTunes以外でiPhoneにデータを転送する方法は？

iTunesを使用せずにPCからiPhoneにデータを転送する方法はいくつか存在します。以下に代表的な方法を紹介します。

• 専用ソフトを利用する：FoneToolを使用すれば、音楽、写真、動画、連絡先、着信音などを簡単に転送できます。iPhoneからiPhoneにデータを移行することができます。
• iCloudを利用する：iCloud.comにアクセスすれば、パソコンの写真や動画をiCloudに追加してから、iPhoneに同期できます。ただし、同期によってデータが失われる可能性があります。
• メールを利用する：PCからiPhoneに自分宛てにメールを送り、添付ファイルとして写真や動画を追加することで、iPhoneで受信して、添付ファイルを保存することが可能です。
• LINEのPC版を利用する：PC版のLINEを使用して、写真や動画を自分自身に送信し、iPhoneのLINEアプリで受信して保存することができます。

＃2：WindowsでCDを取り込んでiPhoneに音楽を入れる方法は？

Windows PCでCDの音楽を取り込むには、内蔵ソフトのWindows Media Playerを利用できます。Windows Media PlayerでCDの音楽を取り込み、iPhoneに転送する方法は以下です。

ステップ 1. CDをPCのCDドライブに挿入し、​Windows Media Playerを起動します。

ステップ 2. 左側のメニューからCDドライブを選択し、取り込みたい曲にチェックを入れます。

ステップ 3. 左側のCDドライブを右クリックし、「CDをライブラリに取り込む」をクリックします。

初めて音楽CDを取り込むとき、「取り込みオプション」のウィンドウが表示されます。著作権法に関する記述を確認して選択し、「OK」をクリックします。

ステップ 4. CDの取り込みが完了したら、左側の「音楽」項目で確認できます。

ステップ 5. FoneToolを起動し、iPhoneをUSBケーブルでPCに接続します。

ステップ 6. FoneToolの「PCからiPhone」機能を選択し、先ほど取り込んだ音楽ファイルを選択して、転送を開始します。

＃3：iTunesでパソコンからiPhoneに音楽を入れる方法は？

iTunesを使ってPCの音楽をiPhoneに同期する方法は以下になります。

ステップ 1. 最新バージョンのiTunesをパソコンにダウンロードしてインストールします。iPhoneに付属しているUSBケーブルで、iPhoneとパソコンを接続すます。

iTunesでiPhoneが認識されない問題を回避するには、Apple純正ケーブルを利用することをお勧めします。

価格だけみると市販の格安ケーブルを買う方が良さそうですが、問題もさまざまあり、性能面で劣るのはもちろん、OSのバージョンなどによっては使えない可能性もあります。

充電時に電流と電圧が制御できなくなる恐れもあります。最悪の場合、iPhone内のチップが破損してしまう可能性もあるので注意してください。

お使いのパソコンによってはUSBの形状が異なる場合があり、別途変換アダプタが必要になる場合もあります。

ステップ 2. iTunes画面左上に表示される「iPhone」アイコンをクリックして、左側のメニュー欄から「ミュージック」を選択し、「ミュージックを同期」にチェックし、「ミュージックライブラリ全体」にチェックします。

ステップ 3. 画面右下にある「適用」をクリックすると、iTunesとiPhoneの音楽同期が開始されます。（iTunesとiPhoneの音楽同期がうまくいかない場合、こちらの記事「iTunesでiPhoneに音楽を同期できない問題の対処法」が役に立ちます）

＃4：Windows Media PlayerからiPhoneに音楽を入れるには？

​Windows Media Playerから直接iPhoneに音楽を転送することはできません。​iPhoneに音楽を取り込むには、まずWindows Media Playerで管理している音楽ファイルの保存場所を確認し、iTunesやFoneToolなどのソフトウェアを利用して転送する必要があります。

Windows Media Playerで音楽ファイルを見つける方法：Windows Media Playerを開く＞曲を右クリック＞「ファイルの場所を開く」を選択し、曲の場所を確認します。

まとめ

以上が、iTunesを使わずにWindowsパソコンやMacBookからiPhoneに音楽を入れる無料方法です。iTunesの同期を避けたい場合は、FoneTool、クラウドストレージ、YouTube Musicアプリ、またはAirDropを使って、パソコンから直接iPhoneに音楽を追加できます。

特に、FoneToolのような専門の転送ツールを利用すれば、PCにある音楽ファイルをワンクリックで無劣化のままiPhoneに転送できます。転送後は、Appleミュージックでいつでも再生可能です。ぜひFoneToolを活用して、PCの音楽をiPhoneで快適に楽しんでください。