iPad Pro/Air/MiniでAirDropができない・使えない時の修正法
iPadでAirDropができない・使えない場合は、どうすればいいでしょうか?この記事では、iPad Pro/Air/MiniでAirDropができない問題を解決する6つの方法を提供します。
問題:iPadでAirDropができなくなりました
● ios16アップデート後、iPad Pro11とiPhone XRのAir Dropが出来なくなった。
● iPadでAir Dropが2日前から受信できなくなりました。送信はできます。電源OFFやBluetoothのON、OFFも何度か繰り返しましたができません。iPadは2020年の8月に購入したものです。
- Appleコミュニティからの質問
Appleデバイスから別のAppleデバイスにファイルをワイヤレスで送信するとなると、AirDropを使おうと思うかもしれません。確かに、AirDropを使えば、iDevice間でファイルを共有することが便利です。
しかし、AirDropでファイル共有がいつも成功するとは限りません。iPad Pro/Air/MiniでAirDropができない場合は、どうすればいいのでしょうか?この記事では、この問題をトラブルシュートするための6つの効果的なソリューションを得ることができます。
なぜiPad Pro/Air/MiniでAirDropができないですか?
なぜAirDropは待機状態になったり、ソースデバイスからデータを受信できなかったりするのでしょうか?この問題を解決する前に、iPhone/iPadでAirDropができない理由を知っておく必要があるかもしれません。
◉ デバイス間の接続が悪い:デバイスがBluetoothとWiFiの範囲内にない場合、AirDropはファイルの転送に失敗します。
◉ どちらかのデバイスの設定が間違っている:WiFiとBluetoothの他に、AirDropを最大限に活用できるかどうかは、他の多くの設定の影響を受けます。
◉ iOSやデバイスのバージョンに互換性がない:AirDropはiOS 7以降でしか使用できません。また、iPhone 5以前ではAirdropは利用できません。
これらの理由のほかに、ソフトウェアエラーのような不明な理由もAirDropができない問題につながります。
iPad Pro/Air/MiniでAirDropができない時の修正法
では、iPad Pro/Air/MiniでAirDropができない問題を解決しましょう。問題が解決されるまで、修正法を次々と試してみることができます。
修正法1:AirDropの設定を確認する
前に述べたように、AirDropが正常に機能しないとき、AirDropに関連するすべての設定を確認することが必要です。
WiFiとBluetoothがオンになっていることを確認する
AirDropを使用するとき、Bluetoothは範囲内のデバイスを検出するために使用され、WiFiはデータ転送を実行するために使用されます。そのため、AirDropによるデータ転送はどちらか一方がないと管理できません。
AirDropでiPadが検出可能かどうか確認する
下の画像のように、AirDropをオンにすると、「受信しない」、「連絡先のみ」、「すべての人」を選択するよう求められます。「すべての人」を選択すると、近くにあるAirDropをオンにしているすべてのデバイスがiPadで認識できるようになるため、「すべての人」を選択することをお勧めします。
インターネット共有がオンの場合はオフにする
iPadでインターネット共有が有効になっている場合、AirDropは機能しません。AirDropでファイル共有するには、インターネット共有をオフにする必要があります。
修正法2:機内モードのオンとオフを切り替える
ネットワークの問題、特にワイヤレス無線に影響を与える問題は、iPad Pro/Air/MiniでAirDropができないことにつながります。機内モードのオンとオフを切り替えることで問題を解決できる可能性があります。
機内モードをオンに切り替えるには、iPadで、「設定」>「機内モード」に移動し、それをオンに切り替えます。または、コントロールセンターからオンにすることもできます。
これで、iPad Proのすべてのワイヤレス無線が自動的に無効になります。問題が解決されたかどうかを確認するために、再びAirDropを有効にしてください。
修正法3:iPad Pro/Air/Miniのネットワーク設定をリセットする
ネットワークの問題を解決するために、iPad Proのネットワーク設定をリセットすることもできます。ネットワーク設定をリセットしても、iPadのデータが失われることはありません。ただし、WiFiパスワードとBluetooth接続履歴は完全に消去されます。
ネットワーク設定をリセットするには、iPad Proの「設定」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」に進みます。
修正法4:iPad Pro/Air/Miniを強制再起動する
iPad Pro/Air/Miniがフリーズしたら、AirDropが使えない可能性があります。その場合、iPad Pro/Air/Miniを簡単に再起動することで解決できます。
● ホームボタンがあるiPadの場合:電源オフスライダーが表示されるまで上部ボタンを長押し>スライダーをドラッグしてiPadの電源をオフにします。
● ホームボタンがないiPadの場合:電源オフスライダーが表示されるまで、ボリュームアップまたはダウンボタンとトップボタンのいずれかを押し続ける>スライダーをドラッグしてiPadの電源をオフにします。
修正法5:iCloudアカウントをログアウトし、再度ログインする
iPad ProでAirDropができない原因となるアカウント関連のエラーを回避するために、iCloudアカウントにログアウトとバックインしてリフレッシュしてみることができます。
iPad Proのホーム画面から「設定」→「自分の名前」→下にスクロールして「サインアウト」をタップします。パスワードを求められたら、Apple IDのパスワードを入力し、「オフにする」をタップします。iCloudからサインアウトした後、iPad Proを再起動し、「設定」に戻ってiCloudアカウントでサインインすることができます。
修正法6:iPad Pro/Air/Miniを最新のiOSバージョンにアップデートする
iPad Pro/Air/MiniでAirDropができない場合、ソフトウェアの問題も考えられる原因の一つです。ソフトウェアの問題を解決するために、iOSを最新バージョンにアップデートしてみてください。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」に進み、画面の指示に従ってアップデートすることができます。
iDevice間でファイルを一括で共有できるAirDrop代替ソフト
確かに、AirDropは便利ですが、単一のファイルを他の人と共有する場合に限られます。複数の写真をAirDropするのはかなり時間がかかります。ここでは、iOSデバイス用のFoneToolを利用することをお勧めします。FoneToolはモバイル用アプリとWindows PC用アプリがあります。
FoneTool(モバイルデバイス用)
FoneToolモバイルアプリは、iOSデバイスに最適なAirDropの代替品として見なすことができます。AirDropと最大の違いは、一度に複数のファイルを転送することができることです。App StoreでFoneToolを検索するか、下のQRコードをスキャンして、アプリをダウンロードして、iPad/iPhoneにインストールしてください。例として、FoneToolを利用して、iPhoneからiPadに写真を転送する手順を説明します。
iPhoneからiPadにファイルを無線で転送する手順
ステップ 1. iPhoneとiPadのWi-Fiをオンにして、近くに置く>iPhoneでFoneToolを開いて、「Connect Device(デバイスを接続)」をクリック>iPadの名前をタップして、それらの間の接続を確立します。
ステップ 2. iPhoneで「File Transfer(ファイル転送)」をタップしてファイルをプレビューし、必要な写真、動画などを選択します。「Send(送信)」をタップして、転送を開始します。
ステップ 3. iPadで、FoneToolアプリを開いて、ファイルを受信します。そして、関連アプリに移動して、転送されたファイルを確認できます。例えば、写真と動画は写真アプリに保存されます。
FoneTool(Windows PC用)
FoneToolの特徴と利点
✓ プレビューと選択プロセス:転送プロセス中に、必要なファイルをプレビューして選択し、バッチで転送することができます。
✓ 安定かつ高速な転送パフォーマンス:iPadとパソコンの間の安定したUSB接続により、タスクを完了するのにそれほど時間はかかりません。
✓ 複数の転送機能:FoneToolはiDeviceからiDeviceへだけでなく、iDeviceからパソコンへ、またはその逆にファイルを転送することができます。
パソコンでiPhoneからiPadにファイルを転送する手順
FoneTool経由でファイルを転送する方法をよりよく説明するために、パソコンでiPhoneからiPadにファイルを転送する方法を説明しましょう。まず、以下のアイコンをクリックして、FoneToolをパソコンにダウンロードしてください。
ステップ 1. iPhoneをUSBでパソコンに接続>iPhoneで「信頼する」をタップします。
ステップ 2. FoneToolを開き、「データ転送」>「iPhoneからPC」をクリックします。
ステップ 3. プラスアイコンをクリックして、必要な写真、音楽、動画、連絡先をプレビューして選択し、「確認」をクリックします。
ステップ 4. 「転送設定」でローカルフォルダ、あるいは外付けHDDを転送先として選択することができます。「転送開始」をクリックして、ファイルをパソコンに保存し、iPhoneを抜きます。
ステップ 5. iPadをコンピュータに接続>ホームページで「データ転送」>「PCからiPhone」をクリックします。
ステップ 6. フォルダアイコンをクリック>転送されたファイルを開きます。
ステップ 7. 「転送開始」をクリックします。最後に、転送が完了したときに「確認」をクリックします。
これで、iOSデバイスの間で大量のファイルを自由に転送することができます。それに、FoneToolはプロのバックアップソフトとして、iPhoneをPCにバックアップすることもできます。
結論
iPad Pro/Air/MiniでAirDropができない問題は、この記事で紹介した6つの修正法のいずれかで修正することができます。また、複数のファイルを転送したい時、サードパーティツールのFoneToolを試してみてください。この記事がお役に立てば、より多くの人と共有してください。